明るさの数値の単位「lm(ルーメン)」「Lx (ルクス)」「K(ケルビン)」「Ra(アールエー)」の意味・違い

電気を使い、部屋や机を明るくするためや、電化製品を使う日々でワット(W)など、様々な用語が知る必要がある社会になりました。
ワット(W)とは、消費電力を表す単位です。
今回は「lm(ルーメン)」「Lx (ルクス)」「K(ケルビン)」「Ra(アールエー)」の意味と違いを解説します。

 

①lm(ルーメン)
lm(ルーメン)とは、「光源の明るさ」のことです。

ひと昔前のLED電球には「白熱電球40ワット相当」のように、明るさをワットで表記していました。
これは、見たこともあるでしょうが、本来明るさを示す単位ではないワットは、LED電球の明るさを正確に表す単位としては使い勝手が悪くなってきたため、現在はより正確に示せるルーメンが使用されています。

 

②Lx (ルクス)
Lx (ルクス)とは、光源から出た光が机を照らす明るさを表しています。
「机の上を照らす明るさ」なので、光源から天板までの距離によって、この㏓の数値は変わってきます。

 

③K(ケルビン)
K(ケルビン)とは、光の色を数値で表しています。
例えば、2700K(電球色)~6500K(昼光色)のように数値が低い方がオレンジや赤っぽく見え、数値が高い方が青白く涼しげな光に見えます。

この数値が高ければ高いほど目に負担がかかります。
なので、夜寝る前などにはオレンジっぽく、K(ケルビン)の数値が低い明りがいいかもしれません。

 

④Ra(アールエー)
Ra(アールエー)とは、演色評価数のことで、「自然光(太陽光)が当たったときの色をどの程度再現しているかを示す指標」のことです。
演色評価数Ra(アールエー)というと少し難しいようですが、簡単に言うと「色の再現性」です。

演色評価数Ra(アールエー)が高いと何がいいのでしょう。
自然光が当たった時の再現性なので、夜にライトを当てた物が朝に自然光を当ててみたときに色が違って見えたりしないということです。

つまり、演色評価数Raの高いライトを当てて撮ったものが違う人に人の手に渡るとき色の変化が少ないということです。
また、芸術作品を見るときにも演色評価数Raの数値が高いライトがいいでしょう。

 

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