①グレア
グレアとは、ライトの「まぶしさ」のことです。
この「まぶしさ」は、ライトの明るさのバランスや角度によってストレスになって目が疲れてしまいます。
グレアは、LEDデスクライトの問題点の一つです。LEDデスクライトは点光源です。つまり、小さなLEDがたくさん集まって、全体を照らしているのです。
それで、発光部分が小さく、狭い角度で強い光を照射するという特性をもっています。
そのため、LEDデスクライトでは、何も対策していない場合、強くて細い光が出てしまうのです。
その光が目に入ると、吐き気などの症状を引き起こします。
この「グレア」対策があるかどうかが、デスクライト選ぶときのポイントとなります。
②多重影
EDのデスクライトは、小さい光の集合体で、一つの光源をなしています。
その一つ一つの光を受けて、ペンや手などの影がいくつもできてしまうのが「多重影」です。
この多重影も、疲れ目の大きな原因となります。
光の照らし方やライトの位置を工夫して、多重影ができないように工夫した「多重影対策」を取り入れているデスクライトも増えているので探してみるのもいいでしょう。
③ブルーライト
光には紫外線や波長などが存在します。
赤は波長が長くエネルギーが少なく、反対に青は波長が短くエネルギーが多くなります。
ブルーライトは、人間の目で見える光の中では最も波長が短いため強いエネルギーを持っており、それは奥深く目の中の網膜まで達してしまうため、目が疲れる原因とされています。
目の乾燥や睡眠障害の原因になる可能性があるとされていますが、実際どのくらいブルーライトを浴びると目にダメージになるのかははっきりしていないとされています。
しかし、今まで多くの商品が販売されていたり商品レビューがあることから、「ブルーライト」への対策がされている商品を選ぶことで目の疲れがなくなるかもしれません。
④フリッカー（ちらつき）
これは、聞いたことがあるかもしれませんがちらつきのことです。
多くのLEDデスクライトは、「点灯方式」が用いられています。点灯方式は、目に見えないほどの速さで細かく点滅を繰り返すことで、発光させるしくみです。
消費電力を抑え寿命を長くするというメリットがありますが、このフリッカーに長時間さらされると、倦怠感、頭痛、視覚障害を引き起こす可能性があります。
法律では「一般照明用として光源にLEDを使用するものにあっては、光出力は、ちらつきを感じないものであること」と規定され、それ以降フリッカーが起こりにくいLED照明が増えてきました。
目に負担をかけてしまう一番の原因となるのがこの「フリッカー」(ちらつき)だと言われています。
安価なLED電球の中には、安全性を省みずに設計されたものもあるので注意するとよいでしょう。
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