WAV形式は、非圧縮のため音質は非常に高いものの、ファイルサイズが非常に大きくなってしまいます。
FLAC(Free Lossless Audio Codec)は、音声データを無劣化で圧縮できる形式として2001年に登場しました。
オープンソースとして開発され、圧縮率が高いながらも音質を一切劣化させない点が特徴です。
圧縮形式について
「非圧縮」
音声データをそのままデジタル化して保存する方式で、データの劣化が一切ありません。(代表的な形式:WAVやAIFF)
「可逆圧縮」
音声データを圧縮してファイルサイズを小さくしながらも、データを完全に復元可能な方式です。(代表的な形式:FLACやALAC)
「非可逆圧縮」
データ容量を大幅に削減するために、人間の聴覚で気付きにくい音声データを意図的に削除する方式です。(代表的な形式:MP3やAAC)
知っておきたいそれぞれの特徴
WAV形式
・非圧縮ファイル(無圧縮)
・ファイルサイズが大きい
FLAC形式
・曲名やアーティスト名などのメタデータを入れられる
・ファイルサイズを小さくできる
まとめ;WAVとFLACのどちらを選ぶべきか
下記のはFLAC形式
・圧縮すること自体を気にしない(理論上WAVと同じ音質だから)
・メタデータを入れたい
・ファイルサイズを小さくしたい
下記の場合はWAV形式
・圧縮したくない
おまけ
私は現在、WAV形式を選択してます。
それぞれの形式にメリット、デメリットがありますが大きな理由は、理論上音質が同じとされていても圧縮してしまうからです。
メタデータ、ファイルサイズありますが、自分で問題になったらFLAC形式を使用してみたいと思います。
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